ブログ

blog
公開日: 最終更新日:

眼精疲労が治らないのはなぜ?目の奥の痛みと食いしばりの関係

赤岩聡の写真

執筆者:鍼灸師 赤岩聡

眼精疲労でお悩みの方は是非ご覧ください

眼精疲労が治らないのはなぜ?目の奥の痛みと食いしばりの関係

「目が重い」「夕方になると見えにくい」「目の奥の痛みや疲れがつらい」――このような眼精疲労でお悩みの方は少なくありません。
実は、なかなか改善しない目の疲れ・こめかみの痛みの背景に、食いしばり・歯ぎしり・かみしめによる顎まわりの緊張が関係していることがあります。

赤岩治療院では、眼精疲労の施術の際に、目の周りだけでなく顎やこめかみの状態もあわせて確認しています。
この記事では、眼精疲労と食いしばり、顎の緊張の関係についてわかりやすく解説します。

眼精疲労と顎の意外な関係

目の疲れと顎の緊張は、一見関係がないように思えるかもしれません。
ですが実際には、顔まわりの筋肉はつながりが深く、顎の力みが目のつらさにつながっていることがあります。

顎の緊張が目の疲れを招く

かみしめや歯ぎしりが続くと、顎の横にある咬筋や、こめかみにある側頭筋が緊張しやすくなります。

このあたりが硬くなると、眉間に力が入りやすくなったり、まぶたが重く感じたり、目の奥に疲れを感じたりする方がいます。

実際、眼精疲労で来院された方にお話をうかがうと、

  • 目が開けづらい
  • まぶたが重い
  • 目の奥がつらい
  • 眉間や額に力が入る

といった感覚と、顎まわりの緊張が一緒にみられることが少なくありません。

こめかみの張りが不調を強める

側頭筋は、ちょうどこめかみのあたりにある筋肉です。
ここが張ってくると、

  • こめかみが痛い
  • 頭が締めつけられる感じがする
  • 目の奥が圧迫されるようにつらい

といった症状につながることがあります。

「目が疲れていると思っていたら、実は顎やこめかみの緊張も強かった」
そのようなケースは、当院でもよくみられます。

こんなサインはありませんか?

かみしめや食いしばりは、無意識に行っていることが多く、自分では気づきにくいものです。
眼精疲労がある方で、次のようなサインがある場合は、顎まわりの緊張も関係しているかもしれません。

見逃しやすい顎のサイン

  • 朝起きたときに顎がだるい
  • 口が開けにくい
  • こめかみが張る、痛い
  • 頬の内側を噛みやすい
  • 無意識に上下の歯を合わせている
  • 歯ぎしりや食いしばりを指摘されたことがある
  • マウスピースを使っている

このようなサインがある方は、顎関節症とまでは言われていなくても、顎まわりの筋肉が疲れている可能性があります。

マウスピースでも残る不調

歯ぎしりや食いしばりに対して、歯科でマウスピースを作っている方もいらっしゃいます。
これはとても大切な対策です。

ただし、マウスピースは歯を守るケアであり、筋肉の張りや疲労感そのものをやわらげることとは、役割が少し異なります。

マウスピースは、歯や顎関節への負担を減らすために役立ちます。
一方で、すでに緊張している咬筋や側頭筋、首肩まわりのこわばりが残っていると、目の疲れや頭の重さが続くことがあります。

そのため、

  • 歯や関節を守るケア
  • 緊張した筋肉をゆるめるケア

この両方がそろうことで、つらさが軽くなる方もいらっしゃいます。

「眼精疲労で鍼やマッサージを受けたことはあるけれど、すぐ戻ってしまった」
そのような方は、目の周りだけでなく顎まわりまでみることが大切かもしれません。

なぜ顎も施術するのか

赤岩治療院では、眼精疲労の施術をするとき、目の周りだけをみるのではなく、顎・こめかみ・首肩の状態もあわせて確認しています。

目の周りだけでは足りない理由

眼精疲労では、目の周りや額、後頭部の緊張をゆるめることも大切です。
ただ、咬筋や側頭筋の張りが強いままだと、施術直後は楽になっても、またすぐ重だるさが戻ることがあります。

実際に、目の疲れが強い方ほど、顎やこめかみの緊張が目立つことがあります。

顎がゆるむと目もラクになる

顎まわりの力みが抜けてくると、

  • まぶたの重さが軽くなる
  • 目の奥の圧迫感がやわらぐ
  • 額や眉間の力が抜ける
  • 呼吸が深くなる

といった変化を感じる方もいらっしゃいます。

当院でも、施術後に
「目が開けやすい」
「こめかみの重さが減った」
「顔全体が軽い」
とおっしゃる方は少なくありません。

全身を整えることも大切

かみしめや食いしばりは、顎だけの問題ではなく、首肩のこわばりや日常の緊張、自律神経の乱れと関係していることもあります。

そのため当院では、眼精疲労に対して

  • 目の周り
  • 顎やこめかみ
  • 首肩や背中
  • 全身の緊張状態

を見ながら、やさしく整えていきます。

眼精疲労を主訴に来られた方でも、「顎がこんなにこっていたとは思わなかった」と驚かれることがあります。
目だけでなく顎まで同時にみることで、これまでと違う変化を感じていただけることがあります。

当院の眼精疲労へのアプローチについては、こちらの記事もあわせてご覧ください。

目の痙攣(眼瞼ミオキミア)に効くツボと鍼灸治療のご紹介
目の奥が痛む原因とは?首こりと大後頭三叉神経症候群(GOTS)の関係を徹底解説!

まとめ

眼精疲労は、単に目の使いすぎだけで起こっているとは限りません。
なかなか抜けない目の疲れや、こめかみの重さ、頭の締めつけ感の背景に、かみしめ・歯ぎしり・食いしばりによる顎まわりの緊張が関係していることがあります。

目の周りだけをケアしてもすっきりしない方は、顎やこめかみまで含めてみていくことが大切です。
眼精疲労と顎の力みを一緒に整えることで、より楽に感じられる方もいらっしゃいます。

眼精疲労でお悩みの方へ

赤岩治療院では、目の疲れだけでなく、かみしめや顎まわりの緊張も含めて丁寧にみていきます。
初めてでも安心して受けられます。
予約や相談はお気軽にお問い合わせください。

ご予約のページへ
ブログ記事一覧へ