症状別治療内容

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膀胱炎

膀胱炎

膀胱炎は排尿時の痛みや下腹部の違和感などが起きる大変不快な症状です。また、膀胱炎の後の膀胱の辺りの違和感や不快感が続いたり、膀胱炎が再発しやすい方も多くいらっしゃいます。このページでは、膀胱炎や膀胱炎の後の不快な症状、膀胱炎の再発に対しての鍼灸治療について、ご紹介しています。ぜひご覧ください。

膀胱炎の鍼灸治療

赤岩治療院では、繰り返し起きる膀胱炎や、膀胱炎の後に残る下腹部の痛み・不快感に対して、専門の鍼灸治療を行っています。

細菌がいなくなった後に、不快な症状に悩む方も多く、そこには、体の冷えや疲れ、生理の影響、加齢による変化などが関係していると考えています。
そのため、自律神経や免疫機能、女性ホルモンのバランスを整える、身体全体へのケアが大切だと感じて施術を行っています。

東洋医学に基づくアプローチにより、血流の促進、冷えの改善、体質を整えることで、膀胱炎の症状の緩和から予防までをサポートいたします。

膀胱の辺りの違和感や不快感を緩和する

下腹部への鍼

膀胱炎の炎症は、膀胱の内側の粘膜を過敏にし、細菌がいなくなった後も膀胱の辺りの不快感や違和感を引き起こすことがあります。このような症状には、鍼灸治療が大変効果的です。

抗生物質と鍼灸治療を併用することは、問題なくむしろ、抗生物質による胃腸への副作用も同時に緩和することができます。

施術では、主に下腹部の「中極」(ちゅうきょく)、「関元」(かんげん)、「気衝」(きしょう)などや、腰や仙骨の辺りにある「腎兪」(じんゆ)、「次髎」(じりょう)、「下髎」(げりょう)などのツボへ鍼とお灸を組み合わせて治療します。

これにより、過敏になった膀胱の神経の働きをしずめ、排尿痛や膀胱の辺りの痛みや違和感をやわらげることで、膀胱に尿を溜められるようになり、気持ちの良い排尿へと促します。

自律神経・免疫機能・ホルモンのバランスを整える

細菌がいなくなった後に残る、不快な症状には自律神経・免疫機能・ホルモンのバランスが密接に関係しています。これらの働きは、お互いに影響し合っているため、お一人おひとりの症状や体質に合わせた身体全体への治療が効果的です。

施術では、自律神経に働きかけるツボの「百会」(ひゃくえ)、「神門」(しんもん)、「内関」(ないかん)、「太衝」(たいしょう)、「合谷」(ごうこく)、「足三里」(あしさんり)、「三陰交」(さんいんこう)、「腎兪」(じんゆ)などへ鍼灸治療を行います。

これらのツボは、東洋医学に基づき症状や体質に合わせて選びます

心身の疲れや冷えを取り除く

膀胱炎の原因となる、体の冷えや疲れを改善するために、鍼とお灸で骨盤内と下半身の血流を促し、膀胱の働きを整えます。

さらに、体のこりや緊張があったりストレスを感じやすい方には、心身の緊張をほぐして自律神経にアプローチし、体の元気を取り戻す施術も同時に行います。

水分代謝を促す(湿を取る)

東洋医学では、膀胱炎を湿(余分な水分)の滞りと考えます。そのため、施術では体内の水分代謝を促す治療を行います。

もともと、むくみがあったり、水分をため込みやすい体質の方には、体内の水分代謝に関係の深い「腎」と「脾」という臓器の働きを良くするこことで膀胱炎の予防をサポートします。

膀胱炎とは

膀胱炎は、膀胱に炎症が起きている病気で、約90%が急性膀胱炎ですが、他に、慢性膀胱炎、間質性膀胱性の3つのタイプがあります。
大腸菌をはじめとする細菌が尿道から入り込み膀胱に感染することで起こります。

急性膀胱炎の症状と再発予防について

急性膀胱炎は、女性に多く、膀胱に細菌が入り込むことで引き起こされるもので、次のような症状が起こります。

  • 血尿(尿に血が混じる)
  • 下腹部(膀胱の辺りの痛み)
  • 尿がにごる
  • 排尿時の痛み
  • 排尿の後にキュッとしぼられるような痛み
  • 残尿感
  • トイレが近くなる

急性膀胱炎の原因となる細菌の80%が大腸菌です。大腸菌は、大腸に住み着いている常在菌で便や肛門の周りにもいます。女性は、肛門から尿道口(おしっこの出口)までの距離が短く、尿道(膀胱からおしっこの出口まで)の長さも短いため、大腸菌が膀胱に侵入しやすい構造になっています。このため、細菌に感染しやすく、再発しやすいという特徴があります。

【急性膀胱炎の再発予防】

急性膀胱炎の再発を防ぐために大切なことは次の通りです。

  • 処方された薬を途中でやめたりせずに服用する
  • トイレでは、前から後ろにむかって拭く
  • 便秘や下痢を改善する
  • 性交渉の前にはシャワーで清潔に洗う
  • 性交渉の後には、早めに排尿する
  • 生理用ナプキンや尿もれパッドは小まめに取り換える
  • 適切な量の水分摂取
  • 身体を(特に骨盤内や足)冷やさないようにする
  • 疲れやストレスをできるだけ軽減する

慢性膀胱炎について

急性膀胱炎は1週間程度で完治しやすいのですが、それに対して症状が長期にわたって続く膀胱炎を慢性膀胱炎といいます。

急性膀胱炎よりも症状は軽いことが多いのですが、治療が長引くことが多いです。主な症状は次の通りです。

  • 頻尿
  • 排尿時の痛み
  • 残尿感
  • 下腹部や膀胱の辺りの違和感
  • 尿がにごる

慢性膀胱炎は、急性膀胱炎が治りきらずに慢性化してしまう場合と、もともとかかっていた別の病気(基礎疾患)によって膀胱に感染が起こり、基礎疾患を治療している間に慢性化してしまう場合があります。
膀胱炎を引き起こす基礎疾患には、前立腺肥大症や膀胱結石、糖尿病などがあります。

間質性膀胱炎について

間質性膀胱炎は、まだ原因がはっきりとわかっていない膀胱炎です。ただ、他の膀胱炎とは違い、細菌やウィルス感染が原因ではないことは分かっています。

急性膀胱炎と同様に女性に多く、症状も似ていますが、典型的な症状として膀胱に尿が溜まると痛みが起き、尿を排出すると痛みが和らぐという特徴があります。

また、精神的なストレスや、刺激のある食べ物などで痛みが起きることがあります。
主な症状は次の通りです。

  • 頻尿
  • 膀胱の辺りの痛み
  • 尿意切迫感
  • 痛みが長引くことがある
  • 女性は性交時に痛みが起きることもある
  • 夜間に何度もトイレに行きたくなる
  • 排尿後すぐにトイレに行きたい感じがする

お困りの方へ

赤岩治療院では、泌尿器系のトラブルへの専門治療を長年行ってきました。

膀胱炎が抗生物質の投薬でスッキリと治まらず、不快な症状が続いて気持ちが滅入ってしまう方も多くいらっしゃいます。

そこには、女性の生理周期や更年期による身体の変化も大きく影響しています。そのため、赤岩治療院では、体調の変化にきめ細やかに鍼灸治療の内容を調整し、お一人おひとりに合う施術でお迎えしています。

鍼灸治療は、漢方薬などのお薬との併用も問題ありません。膀胱炎や膀胱炎の再発、不快な症状でお困りの方は、どうぞお気軽にお問合せください。

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治療料金のご案内

初回のみ初診料1,500円がかかります。

  • 120分のタイマーのイラスト

    120コース

    16,500

    膀胱炎と他にお困りの症状が多くあり、全体の治療を受けたい方に

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    90コース

    12,500

    膀胱炎の症状の他に気になる不調がいくつかある方に

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    60コース

    8,500

    膀胱炎の症状が強く、週に2~3回の頻度や定期的な治療を受けたい方に

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    美容鍼灸90分コース

    14,000

    膀胱炎の治療と美容のためのお顔への鍼を同時に受けたい方に

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