朝、顎が痛いのはなぜ?寝起きの顎の痛みの原因と対処法

執筆者:鍼灸師 赤岩聡
朝の顎の痛みは、寝ている間の力みが関係していることがあります

「朝起きたとき、顎がだるい」
「口を開けると痛い」
「寝ていたのに顎が疲れている感じがする」
このような症状はありませんか?
実は、朝だけ顎が痛い場合、寝ている間の“無意識の食いしばり”が関係していることが多いです。
そしてその背景には、眠りの浅さや身体の緊張が隠れていることも少なくありません。
この記事では、朝起きたときに顎が痛くなる原因や、眠りの質との関係、改善の考え方についてわかりやすく解説します。
朝起きたときだけ顎が痛い原因
結論からいうと、寝ている間の歯ぎしり・食いしばりが原因になっているケースが多く見られます。
眠っている間に次のような状態が起きています。
- 強く噛みしめている
- 歯ぎしりをしている
- 顎の筋肉に力が入り続けている
その結果、朝起きたときに顎の筋肉が疲労し、痛みやだるさとして現れます。
なぜ寝ているのに顎に力が入るのか
「寝ているのに力が入るの?」と思いますよね。
これは身体の緊張状態が関係しています。
本来、睡眠中は身体も心もゆるみ回復する時間です。
しかし次のような状態があると、眠っている間も身体がリラックスできません。
- ストレスが強い
- 頭が休まっていない
- 身体の緊張が抜けにくい
すると無意識に顎に力が入り、食いしばりが起きやすくなります。
朝の顎の痛みは眠りの質とも関係
朝の顎の痛みは、眠りの質とも深く関係しています。
- ぐっすり眠った感じがしない
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝から疲れが残っている
このような方は、眠っている間も身体が緊張している可能性があります。
そしてそのサインとして、歯ぎしりや食いしばりが現れていることも少なくありません。
▶︎「眠りと食いしばりの関係」については
「眠りが浅いのは寝ている間の食いしばりが原因?」で詳しく解説しています。
自律神経の乱れと顎の痛みの関係
さらに深く見ると、自律神経のバランスも関係しています。
身体が緊張しているときは、交感神経(活動モード)が優位になります。
この状態が続くと
- 呼吸が浅くなる
- 身体がこわばる
- 力が抜けにくくなる
といった反応が起こります。
そしてその一つの現れが、睡眠中の食いしばりや歯ぎしりです。
睡眠中に動かしやすい関節が顎関節のため、負担が集中しやすくなります。
顎だけの対処で改善しない理由
顎の痛みがあると、次のような対処をされる方が多いと思います。
- マッサージ
- ストレッチ
- マウスピース
これらは大切なケアですが、それでも改善しない場合は原因が顎だけではない可能性があります。
例えば
- 首や肩の緊張
- 呼吸の浅さ
- 自律神経の乱れ
このような要因があると、局所だけのケアではすぐ元に戻ってしまいます。
鍼灸でできること
当院では顎だけでなく、身体全体の緊張やバランスを整える施術を行います。
鍼灸では
- 無意識の力みをゆるめる
- 呼吸が深くなるよう整える
- 自律神経のバランスを調整する
といったアプローチを行います。
実際に施術を受けた方からは
- 朝の顎のだるさが気にならなくなった
- 眠りが深くなった感じがする
- 日中の食いしばりに気づけるようになった
といったお声をいただくことも多くあります。
こんな方は一度ご相談ください
- 朝起きると顎が痛い
- 顎がだるい
- 口を開けにくい
- 歯ぎしりが気になる
- マウスピースで改善しない
- 眠りが浅い
- 疲れが取れない
まとめ|朝の顎の痛みは身体の緊張サイン
朝の顎の痛みは、単なる顎の問題ではなく、身体全体の緊張から起きていることも少なくありません。
もし
「眠りが浅い」
「寝ても疲れが取れない」
と感じている場合は、睡眠との関係も考えてみることが大切です。
我慢せず、身体全体から見直すことで改善のきっかけが見えてくることもあります。
当院では顎関節症の専門治療のコースがありますので、
詳しくは「顎関節症改善コースのご紹介」をご覧ください。
どうぞお気軽にご相談ください。
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