眼精疲労回復蒸しタオルの作り方と目の疲れ解消方法
執筆者:鍼灸師 赤岩聡
目を温めると気持ちが良くて目が楽になりますよ。
眼精疲労で目の症状が出ている場合、目の周りを温めると辛い症状が和らぎます。
日々の目の疲れを溜めないよう、蒸しタオルを使った目の疲れ解消法をご紹介します。
蒸しタオルの作り方
次の3つをご用意ください。
- タオル1枚
- ビニール袋1枚
- ティッシュ1枚
タオルを濡らして温める
蒸しタオルを作ります。
- タオルを水かお湯で濡らします。
- 濡らしたタオルを電子レンジで温めます。
【水の場合】600Wで約1分半
【ぬるま湯】600Wで約40秒
※ポイント!:タオルの水は、軽くしぼってください。タオルを少し上下に振っても水が垂れないくらいの状態が良いと思います。
※ポイント!:給湯器の温度を50℃~60℃位に設定してタオルを濡らしてもできますが、厚手のゴム手袋を使うなどして火傷には十分ご注意ください。
タオルをビニールへ入れる
蒸しタオルをビニール袋に入れます。
ビニールを丸める
蒸しタオルを入れたビニールを丸めます。
蒸しタオルの準備完了
蒸しタオルの完成です。
手で持ってみて、熱すぎないかを確認して下さい。カイロ程度にほんわか温かいくらいがよいと思います。
蒸しタオルを使った目の疲れ解消法
1.目の上にティッシュをのせる
目の上にティッシュを一枚のせます。
ビニールが直接触れるより肌あたりが快適で、衛生的です。薄い布でも良いと思います。
2.目の上にビニールに入った蒸しタオルをのせる
「気持ちがいいな~♪」と感じる温度が目安です。強く押さないように、軽く目の上を押さえたりしても気持ちが良いです。
※ポイント!:熱い方が効果があると思い我慢しないでください。温度が高すぎるのは、リラックスできずに逆効果になることもあります。
目安としては、のせて5分程「気持ちがいいな~♪」が続くあたたかさです。
3.10分間リラックスしましょう
リラックスタイムを楽しみましょう。
このまま寝てしまってもいいと思いますが、お好みでタイマーを10分~15分位に設定した方が安心できるという方はそのようにしてください。
※ポイント!:心からリラックスできるように、ご自分の呼吸に意識を向けてみるのも良いでしょう。
※ポイント!:好きな音楽やアロマなどをたくのもおススメです。身体が冷えないよう、お腹や足元にブランケットなどをかけて暖かくした状態で行いましょう。
眼精疲労の鍼灸治療について
当院の眼精疲労の治療は、蒸しタオルを目の上にのせながら首回りをほぐしたりヘッドマッサージを同時に行っています。
頭のツボをていねいに刺激するヘッドマッサージは、鍼灸師ならではの施術です。首周りのコリをゆるめるマッサージも組み合わせ、目の疲れや眼精疲労改善の効果を高めます。
詳しくは、眼精疲労のページをご覧ください。
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