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夏に片頭痛が増える方へ|光・気圧・睡眠・寒暖差と鍼灸治療

赤岩優子の写真

執筆者:鍼灸師 赤岩優子

夏の片頭痛でお困りの方、ぜひご覧ください

夏に片頭痛が増える方へ|光・気圧・睡眠・寒暖差と鍼灸治療

夏になると、片頭痛の回数が増えたり、いつもより痛みを強く感じたりすることはありませんか。 この季節は、強い日差しやまぶしい光、暑さによる疲労、気圧の変化、寝苦しさによる睡眠の質の低下、屋外と冷房の効いた室内との寒暖差など、片頭痛に影響しやすい条件が重なります。

一つひとつの負担は小さくても、いくつかの要因が重なることで片頭痛が起こりやすくなる方もいらっしゃいます。 この記事では、この時期に増えやすい片頭痛について、鍼灸治療でのアプローチをわかりやすくまとめました。ぜひご覧ください。

夏に起こる片頭痛に、鍼灸ではどのようにアプローチするのか

夏の片頭痛には複数の要因が関わるため、まずは頭痛の出方や痛む場所、起こりやすいタイミング、睡眠時間、食事、水分補給、月経周期、仕事の忙しさ、疲労感、こり感などを丁寧に伺い、その方に合った治療内容を組み立てます。

どの要因がどのように影響しているかは人それぞれ異なるため、赤岩治療院では全身の状態を確認しながら施術を進めています。

以下は、この時期に片頭痛を起こしやすい主な要因へのアプローチです。

目の疲れや首肩の緊張へのアプローチ

夏の強い日差しや照り返し、パソコン・スマートフォンの画面などによって、目の奥の疲れやこめかみの張りを感じることがあります。 片頭痛のある方では、頭痛の前後に目の疲れや首のこりが強くなることも少なくありません。

目の疲れや首肩のこりが片頭痛と一緒に出る方には、こちらの症例も参考になりますので、ご覧ください。
眼精疲労で目の痛みと首こりがつらい方へ|鍼灸施術後に『全然違う!』とお声をいただいたケース」

当院では、目の周囲だけでなく、こめかみ、後頭部、首、肩、顎まわりなどの状態も確認します。 緊張が強い部分や負担が集中している部分に鍼を行い、目や頭の周辺に集まった緊張がやわらぐよう施術します。

睡眠の質に関係する身体の緊張へのアプローチ

夏は、暑さで寝つきにくかったり、冷房の調整が難しく夜中に何度も目が覚めたりと、睡眠の質が低下しやすい季節です。 睡眠時間の不足だけでなく、眠りが浅い状態や就寝・起床時間の乱れが片頭痛に影響することもあります。

鍼灸治療では、頭や首だけでなく、肩・背中・手足など全身の状態を確認します。 呼吸が浅い、背中が張っている、寝ている間も身体に力が入っているなどの状態がある場合には、身体の緊張をゆるめ、夜にリラックスしやすい状態を目指して施術します。

冷えと熱の偏りを確認し、「気」の巡りを整える

気・血のめぐりを整える鍼灸

夏は、屋外では強い暑さを感じる一方、室内では冷房で身体が冷えることがあります。 顔や頭はほてっているのに、手足やお腹は冷たい。汗をかいたあとに冷房の風で首肩が冷える。 このように「冷え」と「熱」の偏りが生じている方も多く、同じ片頭痛でも身体の状態は一人ひとり異なります。

当院では東洋医学に基づき、「気」や「血」の巡り、冷えと熱のバランスなどからその方の状態を捉えます。 脈やお腹の状態、手足の冷え、汗のかき方、疲れやすさなども確認し、その日の状態に合わせて鍼やお灸を行います。

片頭痛には、このようなことが影響しやすいです

片頭痛のきっかけは一人ひとり異なり、光・気圧・疲労・睡眠不足などが複合的に重なることもあります。 夏に片頭痛を起こしやすい要因をいくつかご紹介します。

強い日差しやまぶしい光

強い日差しや照り返し、光のちらつきなどが頭痛のきっかけになる方がいます。 片頭痛が始まると、普段なら気にならない光をまぶしく感じることもあります。

外出時には、帽子・サングラス・日傘などを利用し、片頭痛が起こる前から光の刺激を減らすことが大切です。

気圧や天候の変化

台風だけでなく、日常的な天候や気圧の変化で頭痛やだるさを感じる方もいます。 気圧の変化が必ず片頭痛につながるわけではありませんが、暑さによる疲労や睡眠不足が重なると片頭痛が起こりやすくなることがあります。

睡眠の質の低下

夏は寝苦しさや冷房の調整で眠りが浅くなりやすい季節です。 暑くて寝つけない、夜中に何度も目が覚める、冷房で身体が冷えて目が覚めるなど、十分に休息できない状態が続くことがあります。

睡眠時間の不足だけでなく、休日に長く寝すぎるなど睡眠リズムの乱れも片頭痛に影響します。

屋外と室内の寒暖差

夏の屋外と冷房の効いた室内では温度差が大きく、身体はそのたびに体温調節を行わなければなりません。 この寒暖差は身体のストレスとなり、だるさや疲労感につながることがあります。

汗をかいた状態で冷房の風を受けると首肩が冷えて筋肉がこわばることもあり、自律神経の働きにも影響します。

発汗と水分補給のバランス

夏は汗の量が増えるため、気づかないうちに水分不足になっていることがあります。 外出中にトイレを気にして飲み物を控える方や、忙しくて水分補給を忘れる方も少なくありません。

のどが渇いてから一度にたくさん飲むのではなく、渇きを感じていなくても、タイミングを決めて少しずつ水分をとることが大切です。

まとめ

夏は、強い日差し・気圧の変化・睡眠の質の低下・寒暖差・水分不足など、片頭痛に影響する条件が重なりやすい季節です。 片頭痛のきっかけは一人ひとり異なり、何か一つだけが原因というより、複数の負担が重なっている可能性があります。

  • 夏になると片頭痛が増える
  • 暑さや冷房で体調を崩しやすい
  • 片頭痛と一緒に、目の疲れ・首肩のこり・眠りの浅さも感じる

当院では、目の疲れ、首肩や背中の緊張、睡眠の状態、冷えやほてりなど、その方が感じている不調を確認し、お身体に合わせた鍼灸治療を行っています。 片頭痛のお薬を使用している方も、医療機関での治療を続けながら鍼灸治療を受けることができます。

片頭痛を繰り返している方、夏になると頭痛が起こりやすく日常生活に支障を感じる方は、身体全体の状態を整える方法の一つとして、鍼灸治療を取り入れてみてはいかがでしょうか。 どうぞお気軽にお問合せください。

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