眼精疲労で目の痛みと首こりがつらい方へ|鍼灸施術後に「全然違う!」とお声をいただいたケース

執筆者:鍼灸師 赤岩聡
目の症状をしっかりケアしたい方におすすめの施術です。

パソコン作業やスマホ時間が増え、「目が痛い」「首がつらい」「背中まで重い」そんな眼精疲労のお悩みを抱える方が、年齢や性別を問わず増えています。
今回は、“眼精疲労の専門治療” を検索して来院された女性のケースをご紹介します。同じように、目のつらさや首肩のコリ、ストレスによる不調でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
この方が抱えていた症状
カウンセリングでは、次のようなお悩みをお話しされていました。
- 目が痛くてつらい
- 後頭部から首、背中にかけての強いこり
- 仕事によるストレスの蓄積
- 喉が詰まるような感覚
「目が痛くて、開けているのがつらい日がある」
「首の後ろがガチガチで、背中まで重い」
「忙しくなると、喉が詰まるような感じが出てくる」
このような症状は、目だけでなく、首・肩・顎・自律神経の状態が複雑に関係していることがあります。
より詳しい仕組みや当院で行っているケアについては、こちらの「眼精疲労の鍼灸治療」でご紹介しています。
当院で行った鍼灸治療
症状の原因を探りながら、全身の状態を丁寧に確認し、その方の身体に合わせた施術を行いました。
ここからは、実際の治療内容をご紹介します。
① 首の後ろの後頭下筋群をゆるめる電気鍼
後頭部から首の深い筋肉が硬くなると、目の奥の痛み、頭の重さ、集中力の低下などにつながることがあります。
この方も、首の後ろに触れるとかなり硬さがありました。電気鍼を加えながら、深部の緊張をじっくりゆるめていきました。
② 肩・背中・肩甲骨まわりの動きを回復
肩甲骨まわりの動きが悪くなると、背中の張りや呼吸の浅さにつながることがあります。
硬くなっているポイントを探りながら、鍼と手技でゆっくりほぐしていきました。
「背中がゆるんで、呼吸しやすくなる感じがする」と感じる方が多い部分です。
③ 眼精疲労に深く関わるツボへのアプローチ

仰向けでは、目の痛み・まぶたの重さ・眼精疲労に深く関わるツボや筋肉を中心に施術しました。
- 攅竹(さんちく)
- 魚腰(眉中)(ぎょよう・びちゅう)
- 陽白(ようはく)
- 太陽(たいよう)
- 四白(しはく)
- 皺眉筋(しゅうびきん)
これらは、目の周りの緊張や疲労にアプローチする際によく使うポイントです。
ジーンとした鍼特有の心地よい響きを感じる方も多い部分です。
④ 「気」の流れを整えるツボでストレスにもアプローチ
ストレスが強いと、身体の中で「気」が滞り、喉の詰まり感や呼吸の浅さにつながることがあります。
この方には、気滞の改善や自律神経の調整を目的として、次のようなツボも使いました。
- 太衝
- 内関
- 神門
- 膻中
知らないうちに浅くなっていた呼吸を、ゆっくりと本来の調子に戻していくための施術です。
施術後の変化

施術後にベッドから起き上がった瞬間、患者さんは「あ……全然違う!首が軽いし、目が開けやすいです」と驚いた表情をされていました。
その後のお顔つきは、来院時とはまったく別人のようでした。目の奥にあった重さが抜けたように、目の輝きが戻り、自然な“目力”がふっと蘇るようでした。
表情も明るくなり、声のトーンまで軽く変わっていくのが、はっきりと感じられました。
身体の緊張がゆるむと、このように気持ちや表情まで変わっていくことがあります。その変化を目の前で見られるのは、施術者としてもとても嬉しい瞬間です。
まとめ
眼精疲労は、“目だけ”の問題ではありません。
首の後ろの緊張、目の周囲の疲労、側頭筋・咬筋の硬さ、ストレスによる気の滞りなどが重なると、つらさが一気に増してしまうことがあります。
当院では、症状の「点」だけを見るのではなく、身体全体のつながりを見ながら施術を行っています。
「眼精疲労でつらいけれど、鍼はやったことがなくて少し不安」
「目の治療だから、信頼できるところを探している」
そんなふうに感じている方にこそ、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
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