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顎関節症に鍼灸は効果がある?2026年の研究結果と赤岩治療院の鍼灸治療

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執筆者:鍼灸師 赤岩聡

鍼灸で顎の症状改善を目指します!

顎関節症に鍼灸は効果がある?2026年の研究結果と赤岩治療院の鍼灸治療

顎が痛い、口を大きく開けにくい、食事をすると顎が疲れる。

このような症状は、顎関節症でよくみられます。

顎関節症というと「顎の関節だけの問題」と思われがちですが、実際には、顎を動かす筋肉の緊張や食いしばり、歯ぎしり、首や肩のこりなどが関係していることもあります。

近年では、顎関節症に対する鍼治療についての研究も増えてきました。

この記事では、2026年に発表された研究をご紹介しながら、顎関節症に対して鍼灸ではどのように考え、施術していくのかをお話しします。

顎関節症とは?痛み・口の開けにくさが起こる原因

顎関節症は、主に次のような症状がみられる状態です。

  • 顎を動かすと痛い
  • 口を大きく開けにくい
  • 食事をすると顎が疲れる
  • 顎を動かすと音がする
  • 顎の周囲が重い、こる

一口に顎関節症といっても、その状態は一人ひとり異なります。

顎関節そのものに負担がかかっている場合もあれば、咬筋や側頭筋など、顎を動かす筋肉の緊張が強く関係している場合もあります。

食いしばり・歯ぎしりで顎の筋肉が緊張することも

食いしばり・歯ぎしりの筋肉

食いしばりや歯ぎしりがあると、頬にある「咬筋」や、こめかみにある「側頭筋」などが食事の時以外にも、強く働きます。

この状態が続くことで筋肉が緊張し、さまざまな症状が現れることがあります。

  • 顎の痛み
  • 顎の疲労感
  • こめかみの張り
  • 頭痛
  • 首・肩のこり

また、ご本人に「食いしばっている」という自覚がないケースも少なくありません。

顎関節症に鍼灸は効果がある?2026年の研究

2026年に医学雑誌『Journal of Stomatology, Oral and Maxillofacial Surgery』に掲載された研究では、顎関節症に対する鍼治療について、これまでに行われたランダム化比較試験をまとめて解析しています。

対象となったのは、19件の研究、合計708人です。

その結果、鍼治療を受けたグループでは、対照群と比較して、

  • 顎の痛みが軽減した
  • 最大開口量が改善した

ことが報告されました。

最大開口量とは、口をどの程度大きく開けられるかを表す指標です。

つまりこの研究では、鍼治療が単に「痛み」に対してだけではなく、口の開けにくさなど顎の動きにも良い影響を与える可能性が示されました。

顎関節症への鍼治療は週2回以上のほうが良い?

今回の研究では、治療回数についても分析されています。

その結果、週1回の治療よりも、週2回以上の鍼治療のほうが良い結果と関連している可能性が示されました。

ただ、研究によって鍼の方法や治療期間、患者さんの状態などが異なるため、

「顎関節症は週2回受ければ必ず良くなる」という意味ではありません。

そのため、実際の治療頻度については、症状の強さや経過をみながら調整していくのが良いと考えています。

今回の研究結果を見るときに注意したいこと

今回の研究では、鍼治療による痛みや最大開口量の改善が報告されています。

一方で、顎関節症にはいくつかのタイプがあり、すべての患者さんに同じ効果が得られるわけではありません。

また、研究者らも、鍼治療の最適な方法や長期的な効果については、さらに質の高い研究が必要だとしています。

そのため、

鍼治療は、顎関節症に対する保存的な治療方法の選択肢の一つ

として考えるのが適切だと思います。

赤岩治療院の顎関節症に対する鍼灸治療

顎と側頭部へ電気鍼

赤岩治療院では、顎の痛みや口の開けにくさ、食いしばり・歯ぎしりなどでお悩みの方に向けて、「顎関節症改善コース」をご用意しています。

このコースでは、顎関節の状態だけをみるのではなく、以下の状態も確認し、お一人おひとりに合わせて施術を行います。

  • 咬筋・側頭筋など顎を動かす筋肉
  • 顎の下の筋肉
  • 首・肩・背中の緊張
  • 食いしばりや歯ぎしりに伴う身体の緊張

同じ「顎関節症」という診断であっても、筋肉の緊張している場所や症状は個人差があります。また、同じ方でも、その日の状態に合わせて鍼をうつ場所を調整します。

顎関節症改善コースの詳しい施術内容はこちら

このような症状がある方はご相談ください

  • 口を開けると顎が痛い
  • 大きく口を開けにくい
  • 食事をすると顎が疲れる
  • 顎の周りが重い、こっている
  • こめかみが張る
  • 食いしばりや歯ぎしりが気になる
  • 顎の症状と一緒に首や肩もつらい

顎関節症では、症状が長く続くことで、顎周囲や首・肩の筋肉の緊張が起きていることもあります。

顎の痛みや動かしにくさが続いている場合は、一度状態を確認してみることをおすすめします。

このような時は、すぐに医療機関を受診してください

鍼灸だけで対応するのではなく、歯科や口腔外科などの診察が必要な場合もあります。

例えば、

  • 口がほとんど開かない
  • 急に強い痛みが出た
  • 顎が大きく腫れている
  • 発熱を伴っている
  • 転倒や事故などのあとから痛みが出た
  • 顎が外れたように感じる

などの場合には、まず医療機関で診察を受けることをおすすめします。

また、必要に応じて歯科治療と鍼灸を併用することもあります。

まとめ|顎関節症でお悩みの方へ

顎関節症は、顎関節だけでなく、咬筋や側頭筋などの筋肉、食いしばり、歯ぎしり、首や肩の緊張など、いくつかの要因が重なって起きていることがあります。

2026年に発表された研究でも、鍼治療によって顎の痛みや最大開口量が改善する可能性が報告されています。

赤岩治療院では、顎だけを見るのではなく、周囲の筋肉や首・肩の状態なども確認しながら、その方の状態に合わせた施術を行っています。

顎の痛みや口の開けにくさ、食いしばり・歯ぎしりなどでお悩みの方はぜひご相談ください。

詳しい施術の流れや、顎周囲の筋肉に対してどのように鍼灸を行っているかについては、顎関節症改善コースのページでご紹介しています。

赤岩治療院「顎関節症改善コース」の詳しい施術内容はこちら

 

参考文献

Ning Z, Ning Z, Chen W, et al.

Efficacy of acupuncture in the treatment of temporomandibular disorders: a meta-analysis of randomised controlled trials.

Journal of Stomatology, Oral and Maxillofacial Surgery. 2026;127(6):102881.

DOI: 10.1016/j.jormas.2026.102881

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