簡単!耳ほぐしで頭痛・めまい・自律神経の乱れを整えよう

執筆者:鍼灸師 赤岩優子
自分でできる!耳ほぐしの方法をご紹介します

頭痛やめまい、自律神経の乱れに悩んでいる方におすすめな「耳ほぐし」をご紹介します。
「耳ほぐし」は、耳の周りの筋肉をほぐすことで血行を改善したり、自律神経のバランスを整える効果が期待できるマッサージです。
不安定な天候や気温、気圧の変化によって不調が起こりやすい方や、自律神経の乱れが気になる方はぜひお試しください。
耳ほぐしのやり方
1.左右の手でじゃんけんのチョキを作ります。
2.左右の耳の根本をチョキで挟み、密着させます。(中指が耳の前側、人差し指が耳の後ろ側になります。)

3:大きな円を描くように(指先ではなく、肘を前方に出すイメージで)
耳を根元から前に倒すようにマッサージします。

4:耳のつけ根の上から下まで全体を刺激します。


より効果的にするには
- 目を閉じて、ゆったりとした呼吸で行う
- マッサージのリズムはゆっくり
- マスク・眼鏡などは外して行う
- 気持ちの良い感覚を感じながら行う(強い刺激は逆効果になります)
こんな時は控えましょう
- 強い頭痛や片頭痛が起きている時
- 風邪や熱がある時
耳ほぐしの効果
「耳ほぐし」のには次のような効果が期待できます。
- ツボの刺激で自律神経の乱れを整える
- 耳のまわりのコリ・頭痛の緩和
- 顔のむくみの改善
ツボへの刺激で自律神経の乱れを整える

耳のまわりには「気」を整えるツボが多くあります。
東洋医学で考える「気」は、自律神経の働きと密接な関係があるため、「気」を整えることが自律神経のバランスを整えることにつながります。
耳のまわりのコリ・痛みの緩和

「耳ほぐし」は、耳のつけ根をゆっくりと揺り動かすマッサージです。耳のつけ根をほぐすことで、その周りにある側頭筋・耳介筋といった筋肉をゆるめる効果があります。
耳や耳の周りの筋肉には、マスクや眼鏡などによる負担がかかっています。こめかみの頭痛や、マスク頭痛でお困りの方には特におすすめです。
顔のむくみの改善
耳のまわりにはたくさんのリンパ節があります。「耳ほぐし」の適度な刺激が、余分な水分の排出を促します。
朝、顔がむくみやすい方は寝る前や朝の”耳ほぐし”をぜひお試しください。
※リンパ節とは…血管から出た水分を静脈に戻すまでのリンパ管とリンパ管の合流部分です。リンパ節は、そら豆のような形をしていて、リンパ球・マクロファージなどの免疫細胞が集まっています。
自律神経を整える鍼灸治療

耳ほぐしで一時的に楽になる方でも、頭痛・めまい・不眠・首肩こりをくり返す場合は、耳まわりだけでなく、首肩・背中・全身のバランスを整えることが大切です。
自律神経が乱れていると、身体は常に緊張しやすく、呼吸が浅くなり、回復しにくい状態が続いてしまいます。 鍼灸は、こわばった筋肉や気の巡りをやさしく整え、身体が本来のリズムを取り戻す手助けをします。
当院では、 ①血流改善 ②自律神経の調整 ③東洋医学的アプローチ の3つを組み合わせ、鍼灸とマッサージで全身を丁寧に整えていきます。
片頭痛、メニエール病(めまい)、不眠症など、 「自律神経の乱れかもしれない」と感じている方は、どうぞ一度ご相談ください。 身体がふっと軽くなる感覚を、ぜひ体験していただければと思います。
①血流改善
自律神経が乱れている方の多くにみられるのが、背中・肩・首まわりの強いこりや張りです。
鍼灸では、神経の緊張や乱れによるこりにやさしくアプローチし、血流がスムーズに流れやすい状態に整えていきます。こりをゆるめ、呼吸が深くなることで、身体全体が「回復モード」に入りやすくなります。
② 自律神経の調整
鍼灸の刺激は、身体にとって“心地よいリズム”となり、乱れた自律神経のバランスを整える働きがあります。
施術では、背中・胸郭まわりのツボを中心に、
”副交感神経が働きやすい”リラックスのスイッチを丁寧に入れていきます。
③ 「気」流れを整える-東洋医学によるアプローチ
東洋医学では、自律神経の乱れを「気の巡りの滞り」と捉えます。
そのため、お一人おひとりの症状に合わせて、全身のバランスを見ながらツボを選びます。
例えば、
- 胸のつかえには「膻中」
- 不安感や緊張には「内関」
- 頭の重さやストレスには「百会・上星」
- 呼吸の浅さには胸郭を広げる「期門・章門」
など、鍼とお灸を組み合わせて、気の流れを整えていきます。
片頭痛やメニエール病(めまい)、不眠症など自律神経の乱れが気になる方は、どうぞお気軽にお問合せください。
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