症状別治療内容
service
片頭痛

片頭痛は、繰り返し起こる頭痛のひとつですが、痛みの場所や強さ、続く時間、伴う症状には個人差が大きく、同じ方でもその時々で症状の出方が変わることがあります。そのため、周りの人に症状のつらさが伝わりにくく、理解を得られないこと自体が精神的な負担になることもあります。
頭の片側だけでなく、こめかみ、目の奥、後頭部などに痛みを感じることもあり、吐き気、光や音への過敏、首肩の緊張を伴う方もいます。痛みが強い日は、仕事や家事、外出がつらくなることもあります。
このページでは、繰り返す片頭痛でお困りの方に向けて、赤岩治療院での鍼灸治療の内容と、日常生活で気をつけたいことをご紹介します。
片頭痛の鍼灸治療

片頭痛は、首肩の緊張や疲労、ストレスなどが重なって起こることもあります。そのため、施術では頭まわりだけでなく、首肩や背中、手足のツボも使いながら、頭痛に関わる緊張や疲労をやわらげていきます。
東洋医学では、「気・血・津液(水)」の流れやバランスをみながら、片頭痛に関わる身体の状態を考えます。
以下では、東洋医学の考え方をもとに、片頭痛の鍼灸治療についてご紹介します。
気の乱れを整える
東洋医学では、気は身体を動かし、血や津液(水)の流れを促す働きがあると考えます。
ストレスや緊張が続くと、気の流れが滞ったり、頭の方へ上がりすぎたりします。このような状態では、頭や首肩まわりの張り、気分の落ち込み、身体の重だるさ、光や音への過敏さなどがあらわれます。
片頭痛の施術では、気の流れを整えることを中心に考えます。首肩や背中、手足のツボを使いながら、頭まわりに上がって滞った気の流れを促すよう施術します。
血の滞りを整える
東洋医学では、血は身体に栄養を届け、筋肉や神経、内臓の働きを支えるものと考えます。この血の流れが滞った状態を「瘀血(おけつ)」といいます。
片頭痛では、気の乱れに血の滞りが重なると、首肩のこりや冷え、生理周期に関係する不調があらわれます。
施術では、首肩や背中の緊張をゆるめながら、血の流れを促すように鍼やお灸を行います。気と血の両方の滞りを整えることで、頭まわりにかかる負担をやわらげていきます。
生理前後や排卵期に片頭痛が起こりやすい方は、月経周期や冷え、下腹部の張り、足の冷えなどもみながら、婦人科系の不調も含めて身体をみていきます。
津液(水)の滞りを整える
東洋医学では、津液は身体をうるおし、関節や筋肉、内臓の働きをなめらかにする水分と考えます。この津液の流れが滞ると、余分な水分が身体にたまりやすくなります。
片頭痛では、気の乱れに津液(水)の滞りが重なると、頭の重さ、むくみ、めまい、耳鳴り、だるさなどがあらわれます。
特に、気圧の変化や湿気の多い時期に頭痛が起こりやすい方は、身体の水分代謝が片頭痛に関わっている場合があります。
施術では、身体の水分代謝に関わるツボを使いながら、津液(水)の流れを促していきます。頭の重さやだるさにつながる水分の滞りを整えていきます。
慢性化した片頭痛と定期的な鍼灸治療
片頭痛のように慢性的な痛みを繰り返していると、痛みを伝える神経が敏感になり、わずかな刺激でも痛みとして感じやすくなります。
また、痛みを何度も経験することで、脳が痛みに反応しやすくなり、「また頭痛が起きるのではないか」という不安や緊張も強くなります。このような状態では、痛みが落ち着いている時期に身体を整えておくことが大切です。
鍼灸では、皮膚や筋肉、神経を通じて脳へ届く刺激を活かし、痛みの感じ方や神経の興奮に働きかけます。定期的に施術を行うことで、首肩の緊張をゆるめるだけでなく、痛みに反応しやすくなった身体と脳の状態を落ち着かせ、片頭痛のつらさをやわらげることにつなげていきます。
東洋医学の視点では、気の乱れを整え、必要に応じて血や津液(水)の滞りにもアプローチしながら、痛みを繰り返しにくい身体の状態を目指して施術します。
片頭痛とは
片頭痛は、繰り返し起こる頭痛のひとつです。痛みは数時間から3日ほど続き、日常生活に支障が出るほど強くなる場合もあります。
痛みが起こる前に、目がチカチカする、光のようなものが見える、感覚がいつもと違うなどの前兆が出る方もいます。一方で、前兆がなく突然痛みが始まる方もいます。
片頭痛が起こる仕組みは、まだすべてが解明されているわけではありません。現在は、脳内の神経伝達物質の変化、血管の拡張、三叉神経の興奮、痛みを感じる神経の過敏さなどが関係していると考えられています。
頭痛には、片頭痛や緊張性頭痛、群発頭痛のように、頭痛そのものが主な病気として起こる「一次性頭痛」と、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎、副鼻腔炎、緑内障など、別の病気が原因で起こる「二次性頭痛」があります。
急に起こった強い頭痛、今まで経験したことのない頭痛、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、発熱、意識がぼんやりするなどを伴う頭痛では、早めに医療機関を受診してください。
繰り返す頭痛がある場合も、自己判断だけで片頭痛と決めず、必要に応じて脳神経外科、神経内科、頭痛外来などを受診しておくことが大切です。
片頭痛を引き起こす誘因と対策
片頭痛は、ひとつの原因だけで起こるというより、いくつかの誘因が重なって起こります。
代表的な誘因には、ストレス、睡眠不足、眠り過ぎ、疲労、気圧の変化、気温差、強い光、音、におい、空腹、飲食物、月経周期などがあります。
特に、片頭痛では「ストレスが強い時」だけでなく、忙しさから解放された後に痛みが出る場合もあります。平日は何とか過ごせても、休日になると頭痛が起こる方もいます。
また、気圧の変化や湿気が多い時期、冷房による冷え、首肩の緊張、睡眠リズムの乱れなどが重なると、片頭痛が起こりやすくなります。
食べ物については、チーズ、チョコレート、赤ワイン、加工肉、柑橘類などが誘因になる方もいます。ただし、すべての方に当てはまるわけではなく、過度に制限しすぎるとかえってストレスになります。食事は、摂りすぎているものがあれば少し控える程度にし、全体のバランスを大切にしてください。
生理前後や排卵期に片頭痛が起こりやすい方は、月経周期と頭痛の関係を記録しておくと、身体の変化を把握しやすくなります。
日々の頭痛は、あとから振り返ると忘れてしまうことも多いです。痛みが出た日、睡眠、天候、食事、月経周期、疲れ、ストレスの状態などを簡単に記録しておくと、ご自分の片頭痛の傾向を把握し、対策を立てやすくなるのでおすすめです。
片頭痛の予兆と前兆
片頭痛では、痛みが始まる前に、体調や感覚の変化が出ることがあります。
痛みが起こる24時間から48時間ほど前に出る変化を「予兆」といい、生あくび、食欲の変化、疲れやすさ、気分の落ち込み、イライラ、首肩の張りなどを感じる方がいます。
一方で、痛みの直前や痛みと同時に現れる変化を「前兆」といいます。目の前がチカチカする、光のようなものが見える、視野の一部が見えにくくなる、皮膚がチクチクするなどが代表的です。
予兆や前兆に気づけると、無理を続ける前に休んだり、光や音の刺激を避けたりするなど、発作が強くなる前に対応しやすくなります。
なお、言葉が出にくい、手足に力が入りにくい、強いめまい、急な視力の変化、今までにない強い頭痛などがある場合は、片頭痛と決めつけず、早めに医療機関を受診してください。
片頭痛の痛みの性質
片頭痛は、頭の片側がズキンズキンと痛むイメージがありますが、実際には、こめかみ、目の奥、おでこ、後頭部など痛む場所はさまざまで、痛み方も脈打つような痛みだけでなく、頭が重い、締めつけられるように感じるなど、人によって異なります。
また、片頭痛は身体を動かすと痛みが強くなることがあります。痛みが強い時は、無理に動かず、光や音の刺激を避けて休むことも大切です。
片頭痛と同時に起きる症状
片頭痛では、頭の痛みだけでなく、さまざまな症状を伴います。
代表的なものに、光、音、においへの過敏があります。普段は気にならない部屋の照明がまぶしく感じたり、小さな音がつらく感じたり、においで気分が悪くなったりします。
吐き気や胃の不快感、めまい、首こり、肩こりを伴う方もいます。頭痛の前後で、首肩の張りが強くなる方もいます。
また、片頭痛では「皮膚アロディニア」と呼ばれる感覚の変化が出ることもあります。髪を結ぶ、眼鏡をかける、皮膚に軽く触れるといった刺激でも、痛みや違和感を感じることがあります。
参考 MEDLEY:片頭痛
お困りの方へ
片頭痛は、痛みそのものだけでなく、「また起きるかもしれない」という不安や、光・音への過敏、吐き気、首肩の緊張などによって、日常生活に大きく影響します。
赤岩治療院の施術では、首肩や背中の緊張に働きかけながら、頭まわりに上がって滞った気の流れを促し、必要に応じて血や津液(水)の滞りも整えていきます。
さらに、鍼やお灸の刺激を神経を通じて脳へ届けることで、痛みの感じ方や神経の興奮を落ち着かせるように施術していきます。
繰り返す片頭痛でお困りの方、痛みへの不安や日常生活への影響が続いている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
治療料金のご案内
初回のみ初診料1,500円がかかります。
-
120分コース
16,500円
片頭痛に加えて、全身の不調をじっくり整えたい方に
-
90分コース
12,500円
片頭痛に加えて、他にも気になる症状を整えたい方に
-
60分コース
8,500円
片頭痛の定期的なケアに
-
美容鍼灸90分コース
14,000円
美容鍼灸を中心に、片頭痛もあわせてケアしたい方に
よくいただく質問と回答
Q1片頭痛がある場合、鍼灸は痛みが出ている時に受けた方がよいですか?
痛みが出ている時と落ち着いている時のどちらがよいかは、症状の強さやその時の体調によって異なります。
片頭痛は一度だけで終わる頭痛ではなく、繰り返し起こることが多い症状です。そのため、痛みが出た時だけ施術を受けるというよりも、痛みが落ち着いている時期も含めて、定期的に身体を整えていくことが大切です。
施術では、首肩の緊張や疲労、気の乱れ、神経の興奮などをみながら、片頭痛を繰り返しにくい身体の状態を目指していきます。
Q2生理前後に片頭痛が起こりやすい場合は、どのように施術しますか?
生理前後や排卵期に片頭痛が起こりやすい方は、月経周期、冷え、下腹部の張り、足の冷えなども含めて身体をみていきます。
東洋医学では、気の乱れに血の滞りが重なると、生理周期に関係する不調があらわれると考えます。施術では、気と血の流れを整えながら、片頭痛と月経周期に関わる身体の状態をみていきます。
Q3片頭痛で病院に行った方がよい場合はありますか?
急に起こった強い頭痛、今まで経験したことのない頭痛、手足のしびれや麻痺、ろれつが回らない、発熱、意識がぼんやりするなどを伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。
繰り返す頭痛がある場合も、自己判断だけで片頭痛と決めず、必要に応じて脳神経外科、神経内科、頭痛外来などを受診しておくことが大切です。
Q4どのコースを選べばよいですか?
片頭痛を中心に定期的に整えたい方は、60分コースをご検討ください。
片頭痛に加えて、他にも気になる症状を整えたい方は90分コース、全身の不調をじっくり整えたい方は120分コースをご検討ください。
美容鍼灸もあわせて受けたい方は、美容鍼灸90分コースをお選びください。







