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眉毛の凝りや痛みをやわらげる鍼治療とセルフマッサージ
執筆者:鍼灸師 赤岩優子
自分でできる!眉つまみマッサージを是非お試しくだだい。
「眉毛を押すと痛い」「眉毛の上が盛り上がっている」と感じる方は、眉毛の筋肉に力が入って”眉毛の凝り”が起きている状態です。眉毛にある筋肉の凝りをほぐして痛みをやわらげる鍼治療とセルフマッサージをご紹介します。
眉毛の凝りの原因
PCやスマホ画面を長く見たり、小さくて読みにくい文字を読む時などに、無意識のうちに目を細めたり、眉間にシワを寄せたりしていませんか?
眉毛の動きには表情筋という表情を作るときに働く筋肉がいくつか関係していますが、中でも皺眉筋(しゅうびきん)という筋肉の緊張が眉毛の凝りに大きく関係しています。
皺眉筋(しゅうびきん)について
皺眉筋の働きは主に2つあります。
- 眉毛を下げる
- 眉毛を内側に寄せる
これはまさに、眉間にシワを作る時の動作です。まぶしい時にも同様な動作をして目を保護する働きもあります。
しかし、この表情を繰り返し続けていると、皺眉筋が働き続けて”眉の上が凝る”だけでなく、眉間のシワが定着しやすくなります。
眉毛の凝りをやわらげる鍼灸治療
”眉毛の凝り”をやわらげる治療のポイントは次の2つです。
- 眉毛や目のまわりへの鍼治療
- 眉毛のマッサージ
眉毛や目のまわりへの鍼治療
皺眉筋の他に目の周りのツボや筋肉に鍼をします。顔の筋肉は皮膚でつながっているので、皺眉筋と同時におでこや頭に鍼をうつことで効果の持続力も高まります。
眉毛のマッサージ
鍼治療と合わせて行うマッサージは、眉毛をつまむようにして小刻みにやさしく揺らします。さらに、額や頭・側頭部などもよくほぐすと効果が持続します。
眉毛の凝りでお悩みの方は、眼精疲労のページもご覧ください。また、分からないことがありましたら、お気軽に当院へご相談いただけらばと思います。
眉の凝りへのセルフマッサージのやり方
- 親指と人差し指で眉毛をつまみます。
- 小刻みに小さくゆらします。
- 眉頭から眉尻に向かって1.と2.を繰り返します。
【注意点】
- 「痛い」と感じる強さでつまんだりゆらさない。
- 「少し物足りないかな?」くらいの力加減がベストです。
- マッサージして痛みが増すようならすぐに中止します。
- 指が眼球に触れないように注意します。
分からないことがありました、お気軽にお問合せください。
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